はじめに
さて以下の記事から始まったTOEIC対策企画。今のところ短期間での勉強計画を立てましたが、全く実行できず、2日坊主で終わってしまっております…!
まあしかし、できる日とできない日が出てくるのは人生の中で仕方のないことなので、計画通りの量をどこかで取り返していこうと思います。
今回はPart5に関する対策を一気に進めていきます。
ちなみに「3日目」だとか「4日目」などの数字は、下記の書籍における11日間の対策スケジュールに基づいたものであり、私がテスト対策を始めてからの日数ではございません。
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今日でちょうど7日目になるわけなんですが、まだ4日目までにスケジュールしかこなしていないという遅れっぷりでございますが、しっかりスピードアップしていきます(多分この記事書いてなかったらとっくにやらなくなっていただろう)。
Part5の鉄則!選択肢を先に見る
TOEIC経験が少ない僕には割と画期的であった!
選択肢を先に見るという方法
どうやらTOEICのPart5には問題文を全文読まなくても良い問題が結構あるらしいのだ。そして、それは選択肢を見ればおおよそ分かる。つまり、
選択肢を見てから、問題をまともに読まなければならないか否かを判断する
という技術をまず真っ先に身につけなければならない。
問題を読まなくていいパターン
- 品詞
- 代名詞
- 関係詞
- 前置詞、接続詞
を問われるタイプの問題は、問題を全文読まなくても良いようだ。
品詞
例えば、選択肢に「名詞、副詞、動詞、形容詞」などと品詞だけを変えた同じ意味の言葉が並んでいれば、見なければならないのは空欄の前後だけになる。
例えば
1. complete
2. completed
3. completely
4. completion
などと並んでいれば、文章全体を知らなくとも空欄前後を把握すればすぐに答えが決まるタイプの問題であると判断できなければならない。
代名詞
同様に代名詞も「主格、目的格、所有格、再帰代名詞」が選択肢となっている場合も同様だ。これは選択肢が
1. they
2. their
3. them
4. themself
などとなっているタイプである。このような選択肢の場合にも時間を節約するために、空欄の前後をみればどの格が入るのかを瞬時に判断できなければならない。
関係詞
関係詞も「which, what, who, whose」などと選択肢が出たりするわけだが、空欄の次が名詞になっているならば答えは「whose」になるだろう。
とにかくこの系統の問題では、選択肢から全文を読まなくていいという判断を下すことが大事である。
接続詞、前置詞
前置詞か接続詞を問う問題でも、空欄のあとが節になっているなら接続詞が必要だし、句になっているならば前置詞だ。
たまに「接続詞が3つ、前置詞が1つ」のような構成の選択肢が用意されているケースがある。この場合は、余り物の1つが正答である場合が多いらしいので、わからなかった場合にはさっと埋めてしまおう。
これらのタイプの問題はまず5秒で解けることを目標にする。
この手の問題では文章の意味すべてを把握する必要はない。時間の無駄だ。ただでさえPart7は重いのだから、ここでどれだけ時間を節約できるかが重要になる。
判断が必要なパターン
実際には判断が必要なケースの問題もある。しかしそれでも選択肢から先に見るという方法は変わらない。判断が必要なのは、例えば空欄に入るのが副詞だと分かったとして、選択肢に2つの副詞があり、意味を考慮して埋めていかなければならないケース等だ。
接続詞、前置詞
さて、先程瞬時に解くタイプの問題としても取り上げたが、通常は「前置詞が2個、接続詞が2個」という感じで選択肢が準備され、文の形を絞ったところで答えが決まらないケースが多い。
「節であるか句であるか」に関しては、文章全体を訳す必要はなくとも、文の構造を知らなくてはならないため、それなりに視野を広める必要がある。
そして、入るのが接続詞が前置詞か、判断ができた場合には文章の意味から二者択一で選ぶということになる。この段階で文章をサッと読む必要が出てくる(このような問題で時間を取られることを考慮して、5秒で解けるものは解いていかなければならない)。
数量詞
選択肢が以下のような形式の問題もある。
1. Nothing
2. Few
3. Everyone
4. Several
このような数量詞の問題では動詞がヒントとなる。単数形であれば、動詞はそれに応じた形になっているはずであるからだ。今回の選択肢では、瞬時に何が単数扱いで何が複数扱いであるかを判断できなければならない。
その後、意味に応じて二者択一を選ぶケースが多いので、若干文章の意味を把握する必要は出てくる。
動詞の形
すべて選択肢が動詞で、能動態・受動態、時制によってバリエーションをも対しているタイプの問題である。
まずは瞬時に何が受動態で何が能動態であるかを判断しなければならない。空欄のあとに、目的語となるものが存在しなければ受動態であると考えられる。ただ、過去分詞を誤って受動態だと判断しないように注意が必要だ。急がなければならないが、慌てているとこういうところで凡ミスする。
次に時制を考える。これは時制を表す副詞を探すという手段を使うことになるだろう。若干視野の広さが必要となる。
語彙問題
3分の1ほどがこの問題に該当するようだ。
選択肢はすべて異なる意味の言葉が並べられており、文章の意味が通るように空欄を埋める。完全なる知識勝負の問題である。
もはや知らない問題で悩む必要など無い。選択肢を見て言葉の意味がわからないのならば悩んでいても時間の無駄なので時間を掛けてはならない。
このタイプの問題は精進あるのみである。
ふりかえり
今回、Part5の対策は個人的には極めて参考になったと思う。
僕は語彙というのは文章の中で増やしていくタイプの人間だ(単語帳をやりたくない典型的なサボりタイプの人間である)。だから、いつもいつも問題文を読んでも意味がわからない部分がどうしてもあって、part5の得点は諦めていたところであった。
まさか、結構システマチックに解けてしまう部分もあるなんて、真剣に考えたことなかったけど、今回本当に対策してみてよかったと思っている。
あとは本番で成果が出せるかが問題なのだが。