はじめに
この記事は前回のTOEIC勉強の決意を、実際に実行しつつ記録を取るための記事となります。1回1回の勉強量は大したことないので、まあ記事も大したことないでしょう…w。
とにかくアウトプットしていくと決めておかないといつかサボってしまいそうなので、ルーチンにしておくというわけです。
Part2の特徴
Part2の選択肢は唯一3つだけ
TOEIC経験がそれほど無いので、僕はこの事実に初めて気づいたのだが、TOEICの問題の中で唯一Part2のみ、選択肢が3つなのである。
適当に塗っても33%で当たってしまう
という凄まじいラッキーパートである。
形式としては、問である文章が流れて、それに対する応答が3種類音声で流れ、「問である文章に対して正しい応答をどれかを1つ選ぶ」というものである。ちなみに問に関しても応答に関しても紙面に文章の記載はないので、すべて耳で聞き取らねばならない。
問題作成にあたって
問題を作るときには、英語ができる人とできない人にちゃんとした差をつけることを意識する。
けどPart2は、全く音を聴けない人間ですら33%で当たるという構成になっている。これは出題者がよほど上手く問題を構成しない限り、まともなテストにするのは困難であるということである。
差をつけるためにPart2で出題者が意図していることは「ちゃんと文章を理解できているか」であることに注意して欲しい。ということであれば、
「理解している人は絶対に選ばないが、理解してない人がついつい選びがちな選択肢が意図的に混ぜられる」
ことになる。
音によるフェイント
例えば「問の文章に含まれている単語(あるいは似た音の単語)を、応答の文章に混ぜ込む」というフェイントが掛けられる。
例えば、問として
Who is the man standing near the table?
とあったときに、
Many buildings is standing.
なんて文章は明らかに合わないのだが、何も聞き取れなかった人は同じ単語が入っているということだけで選択肢を選んでしまったりする。
もしも聞き取れなかったときに、全く同じキーワードとなりそうな単語が混じっていた場合には、間違いの選択肢だと思ったほうが良いらしい。
もともと聞き取れなかった問題は不正解も同然な中、これで1つでも選択肢を削ることができれば、その問題の正答率は66%に引き上げられるのだ。
全く同じ単語ではなくても、似たような単語を混ぜ込んでくるパターンも有るようだ。「coffee / copy」などは意外と厳しかったりする。
決まり文句
あとは、聞き取れなかった人が選びそうにない選択肢が正解だったりもする。明らかに文章がつながっていないように見える選択肢として、
問に対する決まり文句で応答するというパターンがある。
これは、知らない人にとっては全く関係のない返答をしているようにみえるわけだが、知っている人にとっては即答できる問題となる。
「Let's~」や「Why don't you~」「How about」などの提案などには「That sounds good」などの返答が来る。あるいは申し訳なさそうに断るかだ。
「Could I ask you ~」などのお願いに対しても、「I'd happy to~」などの軽快な引き受け方をする事が多いようだ。
問が「提案」か「お願い」だった場合に詳細が聞き取れなかった場合には、とりあえず決まり文句っぽい雰囲気の選択肢を選べば良さそうだ。
疑問詞(What, Where, Which, Who, Why)
疑問詞に対して「Yes, No」で答えている選択肢は完全にアウトである。というのはまあ、よく知られたことだし、文章的にもおかしいことになってしまうであろう。
一つだけ注意しておいてほしいのは、以下のように疑問詞が文の頭ではないところに含まれているケースだ。
Do you know which train goes to Osaka.
「Do~」という文章なのでついつい「Yes, No」の応答を選択肢として持ってしまいがちだが、実質、疑問詞の文章を混ぜ込んで初心者を引っ掛けに来るパターンが有るようだ。
このタイプの聞かれ方にも注意しておいたほうが良いだろう。
【次の対策】