Chemistryとは
1995年から2001年までテレビ東京系で放送していたオーディション番組「ASAYAN」でデビューした堂珍嘉邦と川畑要のデュオでございます。デビュー当時の写真は以下。サングラスぶら下げてる方が川畑要。クマできてるほうが堂珍嘉邦です。
上記の写真はデビュー当時(2001年)の写真であるが、 現在(2017〜2018年)の写真はこちら。二人共全然老けていませんな。芸能人って一体どんなお肌のケアをしているのでしょうか。
Chemistryのこれまで
デビューソング当時
PIECES OF A DREAMはデビュー曲にしてミリオンセラーとなった超大ヒット曲である(そして以降、ケミストリーはこれを超えることはなかった)。
きっとこの曲と「夏草がぁ〜〜〜」こと「point of no return」はCHEMISTRYを知らなくても聞き覚えある人もいると思う。聞き覚えない人は多分かなり若い人…。そんくらい流行ったと思う。2002年に出た「floatin」が以下である。この辺り(もうちょっとあとまでかな)まではデビュー当時からずっと松尾潔氏がプロデュースしていた。
中期でセルフプロデュースへ
以下は最近、羽生結弦とコラボレーションした「wings of words」という曲だ。この曲自体は2005年に発売したアルバムに入っており、当時「機動戦士ガンダムseed destiny」の主題歌となっていた。そして、アニメの雰囲気に合わないと批判を浴びていたとか…w
僕は好きだけど。
ここらへんでは松尾潔氏の元から離れ(ちなみにChemistryと別れた後にEXILEの「プロデュースをしていた気がする)、自分たちの好きなようにやる一方で、メディアのパワーは薄れていたように思う。
以下は、銀河鉄道999の盗作として有名なマッキーこと槇原敬之がプロデュースした「約束の場所」だ。ポップス感がすごい。R&Bはどこにいった!?といった感じであるが、マッキープロデュースなんだからそりゃそうだ。
更に以下は2008年に発売されたアルバムに入っている一曲、「最期の川」である 。ふたりとも髭を生やしてすっかりオッサンである。
ちなみに最期の川の作詞はAKB48で超有名なあの「秋元康」である。こんな詩書くんですなぁ…。ぜひフルで聴いてくれ。吾輩はこの曲を聴くと他界した父のことを思いながら今でも涙が出てくる。
活動休止前
活動休止前には、自分たちの活動に飽きてきたのだろうか、少しずつ新しい試みをしていた。例えば、ダンスグループとコラボして自分たちも少し踊ってみたり、
ソロでそれぞれ曲を歌ったりしていた。堂珍のソロ曲で僕がお気に入りなのは「ALL MY LOVE」で、川畑の方は「I'll steal your heart」である。
活動休止時(ソロ期)
Asayanではもともとソロデビューするつもりでそれぞれオーディションに来ていたため、2012年を持って活動休止し、それぞれソロ活動することに。
堂珍はロックがやりたかったらしい。激しいやつではなく、本人曰くビートルズ大好きらしい。
川畑の方はデビュー当時からなんでも歌えますというのが売りで、R&Bシンガーを探すオーディションにも関わらずL'Arc~en~Cielを歌った猛者であるw
そんな彼はChemistryを通じてR&B愛が育まれたのか、ソロの間はChemistry的なバラードチックな曲に加え、三浦大知のようなノリのいいダンスミュージックも歌うようになった(ちなみにアメリカではR&Bといえば何故か踊るのだ)。
再始動へ
そして昨年2017年に活動再開のライブを決行した。その時には新曲「ユメノツヅキ」を携えての登場で、後にシングル「Windy / ユメノツヅキ」が発売された。また、再始動としてプロデューサーはデビュー当時の松尾潔がついている。
ユメノツヅキの方はChemistryらしさを感じる曲で、しかも粋なことに歌詞にこれまでの様々なシングル曲のタイトルが散りばめられている。ファンサービス満載だ。
ちなみにこの曲は「スローエモーションバージョン」があり、こちらはより一層曲に聴き入る事ができる仕上がりである(ぜひ聴いてみてね)。
そして今月(6月)に再始動後二枚目のシングル「heaven only knows / 13ヶ月」が発売された。R&BとバラードというこれまたChemistryらしい組み合わせである。
Chemistryやっぱり歌うまいわ
実はすでにコンサートにも行った(すでに2回行っている)。実感したのは、やっぱりこの人達歌上手いわってことである。
川畑には業界屈指の張りとパワーがある。凄まじい声量である。かと言ってパワーゴリ押しではなく、柔らかく歌うところは柔らかく歌うから、すごく感情が伝わってくる。デビュー当時はパワー押しだったけど、本当にテクニックも加わって上手になったと思う。
堂珍の方は突き抜けるような高音がある。サビなどはだいたい交互に歌うことになるのだが、ハモるとき、川畑が裏声で合わせているようなところを、堂珍はハモる際に地声で行ったりする。抜群の歌唱テクニックを持っているというわけである。
消されるかもしれないがYoutubeに以下の動画が上がっていた(音声のみ)。
ちなみに
9:42〜 13ヶ月(6/20発売)
15:20〜 ユメノツヅキ
21:27〜 君をさがしてた
が歌われる。美しいハーモニーが聴ける。デビュー当時はどちらがうまいかを張り合うかのようにハモリの声量を考えずに声を張っているシーンも見られたが、今は本当に2人で1つ曲を歌っているという感じだ。
これからのますますの活躍に期待だ!!