HELLO REALWORLD

本ブログで真面目なことを書くので、こちらではごく日常的な雑記で行きたいと思います

【今まで損してたプライム会員必見】Amazon Mastercardゴールドを発行申請したよ【クレジットカード】

 

 

follow us in feedly

 

Amazon Mastercard

このカードはAmazonヘビーユーザーの方に超おすすめできるカードだ。

「今までポイントと言えば楽天カードでしょ?」といった具合でネットの支払いをすべて楽天カードマンに任せていた。しかし、僕のネットショッピングで使うサイトと言えば限ってAmazonである。大体Amazonの方が安いし届くのも早い(prime会員だから)。楽天カードのいいところは楽天市場でショッピングをするとたくさんポイントがもらえるというところにあるのに、それは全く活かされていなかったのだ。

ってことでAmazonのクレジットカードである「Amazon Mastercard」について調べてみた次第である。

 

種類は2つ

Amazon Mastercardの種類は2つである。

1つはいわゆる普通の「クラシックカード」で、もう1つは「(なんちゃって)ゴールドカード」である。

僕は全くもって興味が無いのだが、クレジットカードとして何を使っているかがステータスになる場合もあるようだ。ゴールドカードというのはいわゆるステータスなのであるが、多分Amazonのこれはそうでもない。

クレジットカードを使うというのは短いながらも借金を負う期間があるわけで、カード会社がカード保有者を信用しているからこそ、カードを使わせてくれるのである。というわけで「利用限度額が大きいカードを保持=社会的・金銭的信用が大きい」ということなので、すごいカードを持っていればステータスになるというわけだ(すごい金持ちなのだという尊敬の眼差しを得られる)。

無論、Amazonのカードにステータスの役割はないだろうし、そもそもお金を少しでも得したいという気持ちで僕も発行しているので、ステータスカードを持つこととは全くモチベーションが逆である。

 

まず選ぶべきはどちら!?

実はここには重大な罠があるのだ(僕が勝手にかかってしまった罠だが)。結論から言うと「まず選ぶべきはどちら」かと聞かれたら現時点(2018年6月時点)では、

クラシックの方を選ぶべきである

これは、クラシックとゴールドの違いを細かく説明するまでもなく、そうなのである。何故かと言うと、現段階ではクラシックの方だけカード新規で5000ポイントが付与されるという状態であるからだ。なぜかゴールドの方には無いらしい(おかしくない!!?)

というわけで、とりあえずクラシックでカードを作ってポイント頂戴してから、更に本記事で述べる比較を考慮して、ゴールドにするかを考えればいいということになる。

ちなみにクラシックの方は、カードを年に1回でも利用すれば年会費が無料なので、実質デメリットは全く無いようなものである(むしろポイントもらえて嬉しいくらい)。

  

ただ、このポイント付与キャンペーンが永遠に続くかは知らないので、各自下記のAmazon Mastercardクラシックのリンクで 

下記の 入会特典のポイント付与の記載があるかを確認して欲しい。

f:id:s0sem0y:20180619151721p:plain

 

 

 

ああ。。。

なぜいきなりゴールドの方にしてしまったのか…。思い立ったら突っ走る行き当たりばったりが発動してしまったぜ!

 

 

 

2種類のカードの比較

大事なことだから二回目

金銭的にどちらが自分にとって有利になるのかは、利用状況によって異なるため、それらを後でまとめることにするが、「どちらをまずは選ぶべきか」という質問に対しては答えは明白である。

 

Amazon Mastercardクラシックを選ぶべきだ

 

実は僕はこの事実を知らずに、いきなりゴールドの方を申請してしまって、後悔の念があるためこの記事を書こうと思ったのだ…w。そして利用状況に応じてゴールドにすればいい。5000ポイントなんてチンケな数値は自分にとって関係ないということであれば、最初からゴールドでも良いかも!

 

 

カードの比較

2つのカードの比較を表にした。特に重要だと思うところは赤字にした。このあとこれらについてじっくり検討をする。

 

  クラシック ゴールド
一般還元率 1% 1%
Amazon還元率 1.5%(prime会員は2.0%) 2.5% 
プライム会員 3900円 無料付帯(加入済なら返金)
旅行傷害保険 なし 5000万円
買い物保険 年間100万円 年間300万円
ラウンジ利用 なし あり
年会費 1350円(1回利用で無料) 10800円(利用状況で減額)

 

着目ポイント:Amazon利用時の還元率とprime会員

まず大事なのはAmazon利用時の還元率である。クラシックは1.5%であるが、ゴールドの方は2.5%である。Amazonを生活の中で頻繁に使うならば、この差は地味に効いてくるはずだ。またゴールドのほうがprime会員が自動で付与される。つまり、ゴールド会員はprimeが無料で使用できるということが大きな選択のモチベーションにもなってくるはずだ。

まずあなたがAmazonのヘビーユーザーであることを仮定すれば、おそらくprime会員は必ず欲しいところであろう。そこで、クラシックのカードを選ぶ場合でも3900円を払ってprime会員になるという前提で話をしてみる。

そして、実はクラシックの方のカードでもprime会員になっているのであればポイントの還元率が2%になるということを考慮しなければならない。

そうなってくるAmazon利用者としてクレジットカードの比較をするとこんな感じだ。

  • クラシック:年会費3900円を払ってポイント還元率2.0%+prime
  • ゴールド:年会費10800円を払ってポイント還元率2.5%+prime

クラシックの方は1回でもカードを利用すれば年会費は無料なので、基本的に無料と考えていい。つまり払うのはプライムの年会費だけだ。ゴールドの方では年会費に10800円にprimeの料金が含まれているわけであるが、随分高く感じてくる。

要点は、ポイント還元率の差でこの年会費分を埋めることが出来るのだろうか!?ということである。

 

 

ゴールドとクラシックの金銭的比較

プライム会員は年額3900円である。これを払えば、クラシックの方もポイント還元率が2%になり、もちろんプライムの素晴らしいサービスも受けられるわけで十分満足な結果な気もする。

このクラシックに比べて、直接的な金銭面ではゴールドの方は年額10800円でプライム会員と2.5%の還元率という微妙な差である。

果たしてゴールドがクラシックよりお得になるのはいつなのだろうか?

それをグラフにしたのが以下である。青がクラシックで緑がゴールドのカードである。

f:id:s0sem0y:20180619142659p:plain

Amazonでの買物額を横軸に、付与されるポイントを縦軸にしたときの、クラシックとゴールドの付与されるポイントのグラフである。ちなみに払わなければならない年会費(プライム会員になることを前提)をそれぞれスタートにしている。

ゴールドカードがクラシックカードよりもポイント面でお得になるのは年間の利用額が140万円を超えたあたりだ。しかも、「Amazonでの利用額が」である。

Amazon以外での利用の場合、どちらのカードもポイントは1%しかつかないのだから、ゴールドがクラシックに追いつく材料にはならない。ゴールドを選ぶメリットはAmazonでの買い物が激しい場合にしか存在しないのである。

 

どうだろう。ゴールドカードにいきなり申請するのは、早計である。

 

 

ゴールドをお得に所持する方法

実はこれはゴールドとクラシックを何も考えずに比較した場合である。実際には、ゴールドの方は利用状況に応じて年会費が減額される仕組みがある。

Web明細

Web明細を利用すると年会費が1080円安くなる。だいたいクレジットの利用状況や履歴はWebで見たほうが便利だし、明細もわざわざ上で貰う必要はないだろう。これは事実上自動で割引されるようなものである。

自動リボ払い

さて、悪名高きリボ払いである。リボ払い自体は絶対に利用すべきではない返済方法である。個人的にはこれを笑顔で勧めてくるような人間は悪魔なのではないかと思えてしまうくらい、やばい返済方法である。

リボ払いで1万円に設定した場合は、必ず月々に1万円ずつしか返済しないということである。普通の分割払いは支払いの期間を決めて、その後月々の支払いを算出する。リボ払いは支払い金額を決めて、その後何ヶ月掛かるかを算出する。

冷静に考えてリボ払いは馬鹿だ。普通、月々の支払額など利用額に応じて変えるべきだ。月々1万円しか払わないなんて予め決めてしまったら、100万の買い物をしたときに付く手数料は半端ない。アホすぎる!絶対に使ってはならない。

 

 

自動リボ払いというのは一括返済でカードを利用しても自動でリボ払いとして受け付けるというまさに地獄のようなシステムである。

この自動リボ払いに設定をしておくことで年会費5400円という割引が得られるのだ。これはぜひとも登録したいがリボ払いはしたくない。

こういうときの常套手段として、だいたいどのクレジットカードでもやり手の人は下記のような方針を取っている。例として、

  1. 一ヶ月のカード利用限度額を30万円にする
  2. 自動リボ登録し年会費減額のサービスを受ける
  3. リボ払いの支払額を30万円にする。

という具合である。すると、必ず月々一括払いが行われ、リボ払いに設定していたとしても分割が行われないのである。これは素晴らしい。

ゴールドカードの実質年会費

さて、これらの割引を利用したゴールドカードの年会費は

年会費 - Web明細割引 - 自動リボ割引

10800 - 1080 - 5400 =  4320円

となった。

 

賢いヘビーユーザーのカード比較

というわけで、Amazonのヘビーユーザー(prime会員かつ、買い物をAmazonでいっぱいする人)が上記の割引もフルに使うという前提で、クラシックとゴールドを比較した場合には以下のようになる。

 

  クラシック ゴールド
一般還元率 1% 1%
Amazon還元率 2.0%  2.5% 
プライム会員 3900円 0円
年会費 実質0円 実質4320円

 

結局、クラシックとゴールドの最終的な年会費の差は、420円ということになった。この差異をAmazonのポイント還元率の差で取り返すには、どれくらいの買い物をすれば良いのかというのが重要になる。

それを表したのが以下の図である。

年間80000円ちょっとAmazonで買い物すれば、クラシックよりもゴールドの方がお得になってしまうのだ。

f:id:s0sem0y:20180619150439p:plain

これはいろんなサイトでも考察されていることであるが、何度もいうがこの時点でゴールドがおすすめです!!!なんて口が裂けても言えない。最初にも言ったけど、クラシックはカード契約時に5000ポイントの付与があるからな。

ノーリスクで5000ポイントもらってから、ゴールドにあとから変更するかどうかを今は考えているのだということを忘れないように

 

 

すべて踏まえた上での結論

まあ、それにしても、ヘビーユーザーならば80000円くらいAmazonで利用しているであろう。だから

 

クラシックカードでポイントを頂いてから、ゴールドに変更するのがおトクということになるだろう。

 

 

補足 

また、Amazon80000円ちょっとの利用しかしないのならば、そもそもAmazonのヘビーユーザーといえるのだろうか?参考として、ゴールドならばAmazonで17万円ほどの買い物をすることで、年会費をポイントだけでペイできる。クラシックならば20万円だ(Amazonの買い物のみにカードを利用するならば)

そうすれば、実質アマゾンプライムという非常に優れたサービスを無料で提供してもらっているも同然なのである。素晴らしい!

f:id:s0sem0y:20180619150420p:plain

 

 

今回、年会費やポイントのことしか考えてないけど、だいたいゴールドもクラシックも金銭的には同じくらいになったって人は、もちろんゴールドに変更した方がいい。だって今回詳しく書かなかったラウンジや保険などの面で完全にゴールドが上位互換だからである。