ブログは資産
資産価値の低い記事
ブログをやっているとついつい時事ネタを書きたい気持ちになってしまう。
別に個人のブログなので、最近流行りの話題を取り上げていくのも良いし、誰も興味のないような日記を書くのも良い。どんな記事を書こうとも、ブログの記事は自分を振り返るための道具にもなる。自分の文章力向上にもなる。あるいは心に抱えるストレスの捌け口にもなるかもしれない。
どのように捉えてもらっても構わないが、きっとブログ記事を書いていくならば、それが読まれて、できることならばアドセンス広告収入があると嬉しいと感じるはずである。
このような観点で言えばどちらかというと、時事ネタや日記などの記事は資産としての価値は低いのではないかと思う。
過去の記事が意外と読まれる
時事ネタや、自分の心境を上手い文章で書いた記事は、一時的にアクセスを伸ばしてくれる。それを機にリピーターがついてくれれば嬉しい。しかし、このようなタイプの記事は、本当にその瞬間だけのものであって、その後、Web上の藻屑となって消えてしまう。
数を打つのは勿論大事である。あとから編集で良い記事に仕立てあげることもできるかもしれない。次第書き慣れてに文章と情報が洗練させていくことも十分にあり得る。
しかしそれでもHELLO CYBERNETICSを書いていて実感しているのは、検索流入は結局過去の記事によって支えられているということである(検索流入はアクセスの主体)。
過去の記事というのは時折整備するかもしれないが、基本的に今後あれこれ手を加えなければならないような苦労は無い。日頃から、普遍的に価値のある情報を記事にしておけば、それは時が経ってからも(苦労なく)誰かに見て頂けるのである。
ブログはコインパーキングのよう
基本的にアドセンス広告で収入を得る場合には、そのブログに人が来ることが大事である。人が来ないのであれば意味がない。
ブログはコインパーキングに似ている。
何もない場所にコインパーキングがあっても誰も停めないだろう。コインパーキングそれ自体には価値が無いからである。その地区に住んでいる人は自分の駐車場を持っているか月極駐車場を借りているに違いない。
コインパーキングを使おうという状況は、その周りに美味しいお店があるとか、何かしら立ち寄りたい理由がある場合である。ブログを書いているということはコインパーキングを設置する土地を持っているわけであるが、それだけでは意味がない。記事を充実させ、人が立ち寄るような場所にしていかなければならない。
時事ネタはある種、今話題の絶品グルメを販売する移動販売車が来たようなものである。その瞬間はいろんな人がそこに立寄る。コインパーキングに停めてまで来たい人もいるであろう。
この手のネタを提供するのは十分効果的であるが、しかし、話題がすぎれば人は来なくなるし、移動販売車はまたたく間に消えてしまうだろう。
とにかく時の流れに左右されない老舗を、記事として提供しなければ検索流入は増えない。
ブログの資産価値を高めるために
魅力的なテーマパークのように
僕の技術系ブログは、基本的にコインパーキングに車を停めて、1つの記事を読んでおしまいというケースが多い。元々、とあるドンピシャのテーマで検索を書けて、僕のブログにたどり着いているに違いない。
一方でおそらく一流のブロガーのブログはコインパーキングに停めて、何か1つの記事を楽しんで終わりではない。もはやテーマパークである。駐車場に車を停め、いろいろなアトラクションを楽しむ。
ある店に来るためだけにコインパーキングに停めるのではなく、もはや、この場所に来ることが目的なのである。それくらい魅力的な記事がたくさんある。
要するにブログ内のいろいろ記事を行ったり来たりするのである。コンテンツの数が充実しており、かつ質も高く、内部リンクが適切に配置されていなければこの芸当は不可能だ。
ココラヘンは僕には全く到底検討もつかない世界だ。どうすればそんな人が来るのだろうか。いろいろな人のブログをみても正直まだよくわからない。これから頑張っていきたいところだ!
が、まずは記事を増やさなきゃ…。でも、何書けば良いかわかんないんです。はい。
建設方法は我武者羅
というわけで、人が居座ってくれるようなブログを目指したい。
しかし、結局のところ記事を我武者羅にでも書いていくしか無い。記事はとんでもない犯罪級のことでも書かない限り、加点方式である。
記事がちょっと変でも、言葉がちょっと変でも、とりあえず人が死んだりはしない。失敗もしながら記事を書き続けて行くしか無い。その中でアクセス解析しつつ、価値の高い記事がどんなものであるかをフィードバックし続けるしか無いのである。
実物のテーマパークとは違って、ぶっ壊したり作りなおしたりが簡単だ。 恐れることは無い。
こうしてまたひとつ、大して価値の無いアトラクションがひとつ出来上がった。
これから修理していくよ。